2013年7月28日日曜日

「地下型の巣箱」改め「平屋建ての巣箱」を作ってみた

当初、巣箱には ハムちゃんの2階でごはん にしていた。
この巣箱は、正方形2つの長方形から成り、入り口のある部分と階段裏部分があり、一応ハムが身を隠す死角がある。
ただ、ホント一応なので、 スドーのタコツボ を「2階建てごはん」の入り口に設置して、死角を大きくしてみた。
短冊状にち切ったティッシュペーパーをケージ内においておいたところ、ちゃんと家に持ち帰って巣づくりしていた。

「地下型の巣箱」のHPを見て、まさにこれだと思ったので、作って見ることにした。

<こだわりポイント>

  • 居室の仕切りを5mm程度上げて床との隙間を設けて通気性を確保。
    (某掲示板では「地下型の巣箱」について、カビや湿度管理の問題を指摘し、初心者向きではないとの指摘もあり、特に水槽内に設置となると、まぁ、一理あるかなと。)
  • 床板は無し。水槽の底面がガラス水槽なので、床板は無い方が夏は良いかなと。カレンダーの紙を敷いて、ウッドチップを薄く敷くことにした。これで巣箱自体の汚れは最小限にできる。

<設計図>

材料は、1cm厚×7cm幅×200cm長と1cm厚×7cm幅×100cm長の板から2セット作成できた。 材質は、「地下型の巣箱」で推奨している桐がなかったので、杉になってしまった。檜ほど匂いは強くないので、まあ大丈夫かな? 天井は当初キッチンペーパーにウッドチップを載せていたけど、扱いにくいので結局、版画用の薄い板を載せることにした。
居室しきりに開ける丸穴は、最初ホールソーを使った。が、安物の為か、一つ開けるのにもえらく苦労したので、木工用ボアビット/35MMに変更。断然簡単に穴あけできたのでおすすめ。

<ビフォー・アフター>

2階建て+タコツボハウス
「地下型の巣箱」改め「平屋建ての巣箱」

ただ、ハムが走ることの出来る場所が狭くなってしまった。
ウッドチップを大量に入れて、「平屋建ての巣箱」を地下に埋めて「地下型の巣箱」にしようかなと思う。

2013年7月26日金曜日

ハムスタークーラーの結露水排水処理

ハムスタークーラーの結露水の処理について、激落ちスポンジやティッシュペーパーで給水して処理していたのだけど、想定以上に水がたまるので、ペットボトルにためるよう、改善してみた。ただ、見た目はいまいち。

ペルチェクーラー下の水受け部分にドリルで穴をあけて、ビニールチューブを通すという単純構造。
ビニールチューブと穴の接着はアクリル用接着剤で問題なかった。
一応「セメダイン防水シール バスコークN透明」で、防水処理。 さらに念のための水漏れ対策として、ビニールチューブ接合部にティッシュを巻付ける。
クーラー効いてないんですけど…

2013年7月24日水曜日

ハムスタークーラーを作ってみた

ハムスターを飼い始めることになったのだけど、飼育の適温についてネットで調べてみると、20~26度とのことらしい。
うちでは、夏場はエアコンを付けないと30度を超えてしまう。
エアコンを付けても26度ってかなり涼しすぎると思うので、ハムスターケージ(60cm水槽)用の小さなクーラーを作って見ることにする。

ネットで調べると、色々工夫されている先人が多い。
保冷剤や凍らせたペットボトルを使うのが一般的なようだが、解凍に伴う交換や結露処理、湿度処理に難がありそう。
いくつかヒットした中で、「ペルチェ素子」を使ったものがあり、なんかおもしろそうなので、真似てみることにした。

<参考にしたページ>

<揃えるもの(主なもの)>

  • オーム電機 ペルチェ組立キット OCE-KT3
  • オーム電機 熱伝導グリス GR746
  • オーム電機 簡易保冷庫キット OCE-KT3-OP1
    →冷却側のヒートシンク(冷却フィン)とネジのみ利用。当初、縦横6cm高さ3.5cmのヒートシンクを利用したけど、ペルチェと密着させ難く冷却能力が低かったのでこれに変更。ペルチェ組立キットと簡単にネジでしっかり固定できるのでおすすめ。
  • PC用12cmファン 1200rpm SY1225SL12M >>楽天で検索
    →なるべく少ない風で冷気を送るために12cmを選定(ハムスターのストレス低減)。
  • ファンコントローラ Sunbeam PL-RS-PCI >>楽天で検索
    →どれくらいの風量が適切か判らないので、風量調整できるように。
  • 12V ACアダプター UD-ACDC100NS(ファン駆動用) >>楽天で検索
    →ドライブ用のACアダプターは4pin出力端子になっている。通常、ファンに付属の変換コネクターを用いることでファンコントローラの電源入力と接続できる。ファンの端子数3pin/4pinによってはコネクターを加工or変換する必要があるかも。
    →自分はペルチェ素子の電源と一本化するため、直流安定化電源(12V 15A)を利用した。
      >>直流安定化電源 12V 15A を楽天で検索
  • PC用6cmファン(アイネックス OMEGA TYPHOON CFZ-60S 超静音タイプ) >>楽天で検索
    →自分はペルチェ組み立てキット付属のファンがうるさく感じたので静音タイプに交換した。
  • アクリル板(はざいやで「加工して見積」で注文)
    →自分では精度良く切断できないと思っていたので、そこはプロにお任せ。
  • アクリル用接着剤(アクリサンデー)
    →接着は自分で。はざいやで同時に購入。
  • ウレタン/スポンジシート(3mm~5mm程度のもの。ホームセンターでも売っている)
    →設計が適当なので、必要に応じて隙間を埋めたり、冷気の誘導で使う。
  • 戸あたり消音テープ E027 3mm×10mm×2M
    →フタ部の周囲に貼って隙間を埋める。(フタ部は本体の上にのせるだけなので)

<設計図>

内寸の高さを6cmにしたのは、12cmファンの高さ2.5cm+当初利用予定の冷却フィンの高さ3.5cmから。
(結局冷却フィンを小型化したので、5cmで良かったことになる)

<完成図>


冷却フィンが結露して水滴が垂れ落ちるので、冷却フィンの下にスポンジ(激落ち)を置いてみた。水を含み切ったら交換する。だいたい朝晩に要交換。チューブを通して別のボトルに水を誘導するような改良の余地あり。

<こだわりポイント>

  • 厚さ5mmのアクリル板を選定。
    なんとなく、接着しやすそうなので。3mmの方が安くてよかったかも。アクリル板の接着方法はこちら
  • (中央ではなく)冷気排出側に寄せてペルチェを設置。
    冷気をなるべく直に水槽内に送り込むため。
    また、吸引側にスペースができることで、必要に応じて、除湿剤(シリカゲル)や脱臭剤(活性炭)なんかを置くことができそう。
  • 冷気排出側(12cmファンの周り)を、ウレタン/スポンジシートや発泡スチロール板で抑えると同時に防振、保冷。
  • 0.5mmの薄いアクリル板が家にあったので、12cmファンの上を斜めに覆って(下の写真の黒い板)、冷気の漏れを防止。

<で、結果は…>

高さ10cmくらいの所を計測した所、外気から-1~-2℃程度(爆)。
さらなる改良が必要だ。
もう少し下がることを期待したものの、

  • 60cm水槽の容積に比べて吸熱量が足りない?
  • 空気の循環量が足りない?
  • 密閉できない(ハムの酸欠防止)から?

仕事なら投資効果を問われるところだけど、まぁ趣味ということで…
暑くても走りまくります
チャーム本店